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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻7号

1996年07月発行

連載 産婦人科クリニカルテクニック

ワンポイントレッスン—私のノウハウ

産婦人科診療用眼鏡と広汎全摘時の膀胱剥離

著者: 山本皓一1

所属機関: 1東京警察病院産婦人科

ページ範囲:P.952 - P.952

文献概要

診療用眼鏡
 40歳代後半から50歳代に入ると,いわゆる老眼鏡が必要になる人が多く,その際好んで遠近両用眼鏡が用いられる.遠くや近くを見るたびに眼鏡を着脱する煩わしさがないからである.
 しかし,この便利な遠近両用眼鏡も産婦人科診療の際には不便で困ることがある.例えば,分泌物などを顕微鏡で鏡検する時には,どうしても眼鏡を外さなければならない.眼鏡のレンズを保護するためと裸眼のほうが顕微鏡のピントを合わせやすいためである.最近のプラスチック製の眼鏡レンズは傷がつきやすいから,眼鏡をかけたまま鏡検すると,眼鏡のレンズはすぐに傷だらけになってしまう.コルポスコピーでも,顕微鏡検査と同じ不便さがつきまとう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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