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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻8号

1996年08月発行

文献概要

連載 シリーズ 胎芽の発育と形態形成・8

骨の発生

著者: 塩田浩平12

所属機関: 1京都大学医学研究科生体構造医学講座(形態形成機構学) 2京都大学医学部付属先天異常標本解析センター

ページ範囲:P.985 - P.987

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 骨格系は,体節somite,側板中胚葉lateralplate mesoderm,および神経堤neural crestの細胞から形成される.体節の一部の細胞が椎板sclerotomeとなり,脊索notochordの周囲で体軸の骨格を形成する(図1,2).体壁の側板中胚葉は四肢骨の,頭部の神経堤細胞は頭部の骨の形成に関与する.
 骨が作られる際には,膠原線維や細胞間基質に無機質が沈着して骨組織が形成されるが,この骨化の様式には,膜内骨化intramembranous ossifi—cationと軟骨内骨化endochondral ossificationの2とおりがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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