文献詳細
今月の臨床 婦人科腫瘍境界悪性—最近の知見と取り扱いの実際
取り扱い方針について
文献概要
予防的治療
エストロゲン補充療法を行っている場合には黄体ホルモン剤である,酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA,10mg/日,7〜14日間/月)を併用投与すると,子宮内膜増殖症や体癌の予防になる1).
体癌リスク因子の高い女性(表1)2)では,閉経周辺期に無月経/過多月経がみられると,エストロゲン持続刺激の存在が考えられるので,周期的にプロゲストーゲンを投与し,消退性出血を起こさせ,子宮内膜増殖症を予防することがたいせつである.
エストロゲン補充療法を行っている場合には黄体ホルモン剤である,酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA,10mg/日,7〜14日間/月)を併用投与すると,子宮内膜増殖症や体癌の予防になる1).
体癌リスク因子の高い女性(表1)2)では,閉経周辺期に無月経/過多月経がみられると,エストロゲン持続刺激の存在が考えられるので,周期的にプロゲストーゲンを投与し,消退性出血を起こさせ,子宮内膜増殖症を予防することがたいせつである.
掲載誌情報