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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻8号

1996年08月発行

今月の臨床 婦人科腫瘍境界悪性—最近の知見と取り扱いの実際

取り扱い方針について

4-2.外陰境界悪性病変—初期癌の手術療法—縮小手術はどこまで可能か

著者: 塚本直樹1

所属機関: 1国立病院九州がんセンター

ページ範囲:P.1054 - P.1056

文献概要

 外陰癌は高齢者にみられるまれな疾患といわれていたが,最近では若年者に比較的小さな早期癌として発見されることも多くなってきた.また,発癌に密接な関連があると考えられているヒト・パピローマウイルスの蔓延により外陰の前癌病変もしばしば見つかるようになった.
 早期発見が行われるようになってきた最近の癌治療では,いかに個別化した縮小治療を行うかが大きな課題である.本稿では,外陰境界悪性病変の取り扱いについて概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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