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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻9号

1996年09月発行

今月の臨床 新生児診療—産科医のためのポイント

新生児適応障害への対応

3.高ビリルビン血症の保存療法

著者: 伊藤進1 大西鐘壽1

所属機関: 1香川医科大学小児科

ページ範囲:P.1150 - P.1153

文献概要

 新生児高ビリルビン血症は,新生児の診療において日常的に経験する症状である.最近では正期産児の核黄疸の減少により,あたかも新生児黄疸については解決されたごとく扱われている.
 しかし,現在でも正期産児の核黄疸は発症しており1),しかも医事訴訟の争点になりやすい.新生児黄疸の問題を軽視することなく,そのスクリーニング法を確立して交換輸血の適応になる前に治療対象児を早期に発見することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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