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連載 産婦人科クリニカルテクニック
ワンポイントレッスン—私のノウハウ
文献概要
筋層内子宮全摘術は,尿管損傷の危険を回避できるため,よく行われている術式であるが,最近では,子宮内膜症を合併し,子宮の可動性の不良な場合,また,仙骨子宮靱帯,直腸間の癒着のため,ダグラス窩の消失したケースなどに対し,有用な術式といえる.
しかし,子宮頸部筋膜を切開する際,症例によっては出血のため筋膜の剥離に,手間取ったり,的確な剥離層に到達できない場合もよく経験する.
しかし,子宮頸部筋膜を切開する際,症例によっては出血のため筋膜の剥離に,手間取ったり,的確な剥離層に到達できない場合もよく経験する.
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