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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻1号

1997年01月発行

今月の臨床 着床

疫学・統計

1.各種排卵誘発法,胚移植と着床率

著者: 齊藤英和1 齊藤隆和1 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.10 - P.13

文献概要

 体外受精法における排卵誘発剤の使用は不可欠とまでは言えないがその有用性は高く認められている.世界初の体外受精は自然周期で成功しているが1),その後の治療においては自然周期の妊娠率は低いので排卵誘発剤を使用していることが多くなっている.
 しかし最近,排卵誘発剤の使用により卵巣過剰刺激症候群や多胎妊娠の問題が生じてきている.これらの副作用をいかに低い発生率に抑えるかを考慮しながら排卵誘発および胚移植を施行していく必要があると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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