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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻1号

1997年01月発行

文献概要

今月の臨床 着床 胚移植の技術と着床

1.経筋層的胚移植法

著者: 森本義晴1

所属機関: 1河内総合病院不妊センター

ページ範囲:P.56 - P.58

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 体外受精—胚移植が開発されてすでに十数年を経ようとしているが,卵巣刺激法,培養法,授精法などめざましい技術開発およびそれに伴う進歩に比して胚移植法の進歩はきわめて少ない.これは胚移植が着床といういわば生殖医学のブラックボックスと密接に関連しているためでもあろう.その数少ない進歩のなかで経筋層的胚移植法(TMET:transmyometrial embryo transfer)は特筆すべき手技であろう,The Towakomethod1)として広く知られているように本法は,加藤修博士によって開発されたこの分野では珍しい日本製の新技術である.
 筆者らの施設ではこのアイディアを早くから導入し,改良して実施して好成績をあげている2)ので,今回その適応と手技の実際について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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