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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻1号

1997年01月発行

連載 Estrogen Series・11

エストロゲン補充療法に使用するプロゲステロンの用量はどれくらいが適当か?

著者: 矢沢珪二郎1

所属機関: 1ハワイ大学

ページ範囲:P.89 - P.90

文献概要

 エストロゲンには子宮内膜の増殖作用があり,それがエストロゲン補充療法(estrogen replace—ment therapy:ERT)にともなう子宮内膜癌の増加の原因となっている.したがって,エストロゲンに対抗する働きのあるプロゲステロンをエストロゲンに添加することは,有効な内膜癌防止策で,このことは証明ずみである.
 欧米では,プロゲステロンという用語は一定の構造をもつ黄体ホルモンを指し,黄体ホルモン一般という意味で使用するときはprogestin(s)という言葉を使用する.言葉を正しい意味で使用するために,ここでも黄体ホルモン一般という意味でプロゲスチンと記載することにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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