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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻1号

1997年01月発行

症例

川崎病後の巨大冠動脈瘤と陳旧性心筋梗塞を合併した妊娠・分娩の1例

著者: 津田博1 脇博樹1

所属機関: 1黒部市民病院産婦人科

ページ範囲:P.99 - P.101

文献概要

 川崎病後の合併症を有する妊娠・分娩の報告は少なく,今回筆者らは巨大冠動脈瘤と陳旧性心筋梗塞を合併した妊娠・分娩の症例を経験したので報告する.
 患者は,8歳時に川崎病に罹患し,左冠動脈主幹部に巨大動脈瘤,回旋枝と左前下行枝にも動脈瘤があり,右冠動脈には狭窄および側副血行路の発達を認めた.また下壁心筋梗塞,心室性期外収縮を認めた.1994年11月20日を最終月経とし妊娠し当科紹介となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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