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今月の臨床 妊娠初期を診る 初期異常への対応
5.子宮筋腫
著者: 友田昭二1
所属機関: 1大阪市立大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.1086 - P.1088
文献購入ページに移動 子宮筋腫は中高年婦人に過多月経・月経痛をもたらすことにより,臨床的に発見される良性腫瘍であるが,近年初経の若年化に伴い子宮筋腫の発生も若年化の傾向が認められ,臨床的に認識されない子宮筋腫も含めると妊孕性を有する婦人に多く認められつつある良性腫瘍である.さらに妊婦年齢の高齢化も加わり妊娠に子宮筋腫を合併する頻度は1970年代では0.7〜1.3%であったのが,最近では超音波による診断技術の進歩と相まって1.5〜4.0%に認められるようになった.
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