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今月の臨床 子宮筋腫—最新情報 鑑別診断のキーポイント
3.非定型的子宮平滑筋腫および子宮肉腫
著者: 宇田川康博1 中田さくら1 向井万起男2 野澤志朗1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科 2慶應義塾大学病理診断部
ページ範囲:P.1278 - P.1281
文献購入ページに移動子宮から発生する間葉性腫瘍は,大別して子宮内膜間質腫瘍と平滑筋腫瘍とからなり,さらに上皮性・間葉性混合腫瘍の発生をみることがある.
本稿では,平滑筋腫瘍を中心に平滑筋腫とその変異型である富細胞平滑筋腫(cellular leio—myoma),変形平滑筋腫(bizarre leiomyoma)および悪性の平滑筋肉腫(leiomyosarcoma)との鑑別について述べ,さらに項目によっては内膜間質肉腫(endometrial stromal sarcoma)や癌肉腫(carcinosarcoma)との鑑別についても触れてみたい.
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