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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻12号

1997年12月発行

今月の臨床 子宮筋腫—最新情報

合併症への対応

1.不妊・不育

著者: 石川睦男1

所属機関: 1旭川医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1282 - P.1283

文献概要

 子宮筋腫は性成熟期女性の20〜25%に認められ,従来より,不妊・不育の原因になりうると報告されている.子宮筋腫による不妊発生機序に関しても種々報告されているが,逆に子宮筋腫を有する女性が正常の妊娠・分娩に至ることもしばしば経験することであり,子宮筋腫が真の不妊・不育の原因となるか否かに関しては,prospectiveな検討成績がなく不明な点が多い.本稿では,子宮筋腫と不妊・不育の関連を教室の成績を含め,現在の考え方に関し概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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