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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻12号

1997年12月発行

今月の臨床 子宮筋腫—最新情報

治療法の選択

1.ピルは有効か

著者: 廣田憲二1 舩渡孝郎1

所属機関: 1日生病院産婦人科

ページ範囲:P.1292 - P.1293

文献概要

 子宮筋腫は閉経後に縮小することから,エストロゲンに依存している腫瘍と考えられる.ピルはプロゲストーゲンを主体とするエストロゲンとの混合ホルモンである.子宮筋腫とピルとの関係について,第1にピルが子宮筋腫の治療に有効かどうか,第2にピルは子宮筋腫の発症を抑制するかどうかである.また,ピルの使用にあたってピルの副効用と禁忌を考慮したうえで,筋腫の治療に利用すべきである.
 副作用の少ない低用量ピルの解禁が待たれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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