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原著
当院における卵巣出血23例の検討
著者: 藤井義広12 稲垣昇1 金田佳史1 豊島究1 伊藤仁彦1 西野るり子1 北井啓勝1
所属機関: 1社会保険埼玉中央病院産婦人科 2慶應義塾大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.1351 - P.1354
文献購入ページに移動1988(昭和63)年までの症例においては妊娠を合併したものが58%(7/12)と多く,そのうち内診が誘因と考えられたものが3例もあったが,1989(平成元)年から1995年までの症例では妊娠合併症例は18%(2/11)とかなり減少し,そのなかで内診が誘因と考えられるものは1例もなく,超音波検査の診断精度が格段に向上した結果と考えられた.
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