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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻2号

1997年02月発行

文献概要

今月の臨床 婦人科外来治療—Dos & Don'ts 感染症外来

3.クラミジア

著者: 木幡豊1 自見昭司1

所属機関: 1福岡徳洲会病院産婦人科

ページ範囲:P.152 - P.154

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 Chlamydia trachomatis(以下クラミジア)による性感染症(STD)は,近年本邦で最も頻度の高いSTDであり,婦人科感染症外来でも,不妊症や母子感染とのかかわりや急性腹症の原因となることから,現在最も重要な性感染症であるといっても過言ではなく,的確な診断,治療が望まれる.本稿では,クラミジアの各病態,診断のための検査法,治療法についてまとめ,さらに診断や治療上の問題点を多く含む,腹部救急疾患としてのクラミジア感染症の臨床像についても述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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