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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻2号

1997年02月発行

今月の臨床 婦人科外来治療—Dos & Don'ts

内分泌外来

2.機能性出血

著者: 石塚文平1 房間茂由1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学産婦人科

ページ範囲:P.164 - P.166

文献概要

 機能性出血とは「器質性疾患を認めない子宮からの不正出血をいう.多くは内分泌異常によるが,まれに血液疾患によるものもある」と定義されている1)
 思春期の女性ではその性機能の未熟さから時おり内分泌異常をきたし,微量の不定期出血から,大量の出血のため輸血を余儀なくされるものまで種々の程度の機能性出血を起こしやすい.このように性機能確立の過渡期である思春期の機能性出血を若年性出血と呼ぶ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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