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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻2号

1997年02月発行

今月の臨床 婦人科外来治療—Dos & Don'ts

内分泌外来

5.多毛症,男性化

著者: 川嵜史子1 宮川勇生1

所属機関: 1大分医科大学産婦人科

ページ範囲:P.174 - P.176

文献概要

 女性にとって多毛は男性化の一徴候としてみられる異常な病態であり,原因検索,治療の対象となる.また,たとえ軽症であっても美容上女性を悩ませる.男性化の徴候には多毛,頭髪の希薄化,尋常性痤瘡,喉頭突出,嗄声.音域低下,皮下脂肪の減少と筋肉質化,乳房萎縮や無月経を伴う陰核肥大などがある.これらの徴候はアンドロゲンへの感受性亢進か,アンドロゲンの過剰が関与している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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