文献詳細
文献概要
連載 カラーグラフ 実践的な腹腔鏡下手術・3
卵巣嚢腫に対する腹腔鏡下手術:I—体外法の実際について
著者: 伊熊健一郎1
所属機関: 1宝塚市立病院産婦人科
ページ範囲:P.237 - P.239
文献購入ページに移動卵巣嚢腫摘出術
良性の嚢胞性の卵巣嚢腫に対する腹腔鏡下手術の術式には,大きく分けて体内法と体外法の2つの方法があるが,混合法なども必要となることもある.術者や施設による違いもあるが,症例に応じた術式の選択が最も大切であると考える.
まず,癒着のない卵巣嚢腫に対しては,迅速に安全で確実にできる簡便な術式として筆者が考案し改良を加えた体外法(図1)から説明をする.
良性の嚢胞性の卵巣嚢腫に対する腹腔鏡下手術の術式には,大きく分けて体内法と体外法の2つの方法があるが,混合法なども必要となることもある.術者や施設による違いもあるが,症例に応じた術式の選択が最も大切であると考える.
まず,癒着のない卵巣嚢腫に対しては,迅速に安全で確実にできる簡便な術式として筆者が考案し改良を加えた体外法(図1)から説明をする.
掲載誌情報