文献詳細
今月の臨床 妊娠中毒症—どのように変わったか
妊娠中毒症の母児管理
7.出生前後の発育と長期予後
著者: 三石知左子1 山口規容子2
所属機関: 1東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門 2母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
ページ範囲:P.281 - P.283
文献概要
したがってこの時期に胎児の発育を阻害するようななんらかの要因が作用すると後年の胎児の成長発達において重要な影響を及ぼすことになるが,その要因の大きな1つとして妊娠中期の時期に発症する早期発症型の妊娠中毒症(以下,早発型中毒症と略す)がある.この早発型中毒症母体から出生した児の予後について頭部発育を中心に検討した.
掲載誌情報