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今月の臨床 低用量ピル—新しい避妊法を知る
文献概要
低用量ピルは,含有するエストロゲン(E)の量が50μg未満のものをいうが,中用量,高用量ピルに比較するとプロゲステロン(P)の含有量もきわめて少量になっている.エストロゲンの種類はすべての低用量ピルに共通で,エチニルエストラジオールを用いているが,プロゲステロンは多種類のものが用いられており,それぞれの黄体ホルモン作用やアンドロゲン作用のバランスにより,含有量や投与方法が異なっている.本稿では,低用量ピルの種類とそれぞれの特徴について述べる.
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