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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻4号

1997年04月発行

文献概要

今月の臨床 低用量ピル—新しい避妊法を知る 低用量ピルの服薬指導

3.低用量ピルと他剤の相互作用

著者: 山本宝1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科

ページ範囲:P.378 - P.380

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 2種類以上の薬物を併用すると,必ず効果が増強したり減弱することがあり,副作用が出現することがある.低用量ピルも例外ではなく,他の薬剤との併用により薬物相互作用が生じた場合,ピルの効果がわずか減弱されただけでも容易に妊娠や不正出血などを生ずる可能性がある.反面,低用量ピルが他の薬剤に影響を及ぼす程度は従来のエストロゲン—プロゲストーゲン混合剤(いわゆるピル)に比べると小さいと考えられる1-3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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