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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻4号

1997年04月発行

文献概要

今月の臨床 低用量ピル—新しい避妊法を知る

1995年WHO報告にみる避妊法研究の今後

著者: 鈴木秋悦1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.406 - P.408

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 WHOが,避妊法の開発研究に着手してからすでに長い年月を経ているが,現在,この分野を担当しているのは,Special Program of Research,Development and Research Training in HumanReproduction,いわゆるHRPと呼ばれている部門であり,現在,その部門長はイタリア系のBenagiano博士であり,筆者とは20年来の旧知で,過去においても再々来日している.また1996年5月にフィラデルフィアで開催された第9回ヒト生殖世界会議(会長Mastroianni博士)でも,Benagiano博士は,“Holistic Approach to Re—productive Health”と題して,HRPの現状と将来の展望について特別講演を行っている.
 本稿は,WHOから出されている「AnnualTechnical Report 1995,Biennial Report 1994—1995」1,2)の両出版物の内容を中心として,避妊法開発に取り組むWHOの戦略的展望の一部を紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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