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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻5号

1997年05月発行

今月の臨床 エコーガイド下で何ができるか

婦人科

1.婦人科領域における穿刺,ドレナージ

著者: 山田清彦1

所属機関: 1群馬大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.482 - P.485

文献概要

 体腔内に発生した嚢胞性の病変,あるいは異常な液体貯留を認めた場合,まず考慮するべきことは,これを穿刺排液のできる状況にあるかどうかを判断することであろう.穿刺採取した検体を詳しく調べることにより,その病変に関する情報量は飛躍的に大きくなり,時として診断および治療法を決定づける.しかし穿刺排液自体が病変を拡大したり,あるいは重篤な合併症を引き起こすこともありうる.
 本稿では婦人科領域における超音波ガイド下穿刺ドレナージの適応疾患および合併症の発生について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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