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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻5号

1997年05月発行

文献概要

今月の臨床 エコーガイド下で何ができるか 婦人科

6.深部静脈血栓症診断

著者: 今井幸子1 平井都始子2 大石元2

所属機関: 1奈良県立三室病院放射線科 2奈良県立医科大学腫瘍放射線科

ページ範囲:P.504 - P.506

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 従来,下肢深部静脈血栓症の画像診断法としては,下肢静脈造影とRIベノグラフィーが行われてきた,前者は,検査のゴールドスタンダードとされているが侵襲的であり,後者は設備の点で簡便性に欠ける.最近,超音波装置の普及と精度の向上により,超音波検査(US)が深部静脈血栓症の診断に利用される頻度が高くなり,非侵襲的に静脈そのものを見ることができるため、深部静脈血栓症の信頼できる検査法として確立されつつある.本稿では,症例を呈示しながら,Bモード圧迫法と,カラードプラ・パワードプラ法による検査法について,診断のポイントと注意事項について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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