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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻6号

1997年06月発行

今月の臨床 治療困難例の排卵誘発

ゴナドトロピン療法

8.チョコレート嚢腫摘出後のPoor Responderはどうするか

著者: 小林善宗1 本田育子1 井上正人1

所属機関: 1国際医療福祉大学臨床医学センター,山王病院産婦人科

ページ範囲:P.620 - P.622

文献概要

 チョコレート嚢腫合併不妊に対する筆者らの治療方針は,腹腔鏡治療後の待機療法と,その後の配偶子操作治療である.しかし,すでに嚢腫摘出開腹手術を受け,術後不妊である場合には,その半数以上が自然妊娠困難ないし不可能症例であり,IVF-ETを主とした配偶子操作治療が不可欠である1)(表1).
 つまりゴナドトロピン療法を必要とする可能性が大きい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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