icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻6号

1997年06月発行

連載 産婦人科クリニカルテクニック

ワンポイントレッスン—私のノウハウ

私の行っている子宮脱の腟式子宮全摘術

著者: 春日義生1

所属機関: 1足利赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.642 - P.642

文献概要

 子宮脱手術で腟式子宮全摘を行う場合は,子宮筋腫などとは違って正常大以下の子宮を摘出することがほとんどである.手術の目的が腟壁形成術まで行うことであることを考えると,通常の方法で子宮摘出を行うのは時間的に無駄である.ここに紹介するのは,私独自の方法ではないが,先輩から教わったたいへん便利で短時間ですむ方法である.
 1)子宮腟部をミュゾー鉗子で牽引し,腟壁全周に切開を加える.ここまでは従来どおりであるが,その後まずクーパーで鋭的にダグラス窩を切開開放し,手指で十分に広げる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら