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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻7号

1997年07月発行

連載 Q&A

新生児B群レンサ球菌感染症の予防をどうするか(2)

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久産婦人科医院

ページ範囲:P.755 - P.757

文献概要

Q 新生児B群レンサ球菌(GBS)感染症の予防に関する,現在の考え方をお教え下さい(山口Y子)
 A 重篤な新生児感染症の原因として重要なGBSについて,妊娠中の培養検査をどのように行い,どのように治療するかは,つねに異論があり,現時点でも確立された方法は紹介されていません.しかし1996年6月に米国防疫センター(CDC)から,新生児GBS感染を予防するための管理方法に関する勧告が出され,ほぼ同時に,CDCの勧告に対する米国産婦人科医会(ACOG)の見解が紹介されました.それらを中心に,新生児GBS感染を予防するための最近の考え方を,前号で妊婦のGBS培養の時期と治療の時期について紹介しましたが,今月は新生児GBS感染症予防のためのACOGの見解をご紹介します.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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