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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の臨床 婦人科における検査法—有用性と再評価 腫瘍

1.卵巣腫瘍の超音波診断とその限界

著者: 小田高明1 薬師寺道明2

所属機関: 1国立小倉病院産婦人科 2久留米大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.936 - P.938

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 経腟超音波法は卵胞管理に必須の手段となり,正常卵巣の周期変化の観察を通じて操作手技が向上してきた.付属器腫瘤でも10cm未満であれば経腟法にて立体構築や病理診断の予測もある程度可能となってきており,診断精度はきわめて高いレベルに達している.ただ超音波はCTなどに比べて客観性や再現性に乏しく,正確な診断を導くためには,婦人科医は独自に経験を積む必要があろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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