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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科51巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の臨床 婦人科における検査法—有用性と再評価 腫瘍

3.CT, MRIで子宮頸癌の子宮外進展はわかるか

著者: 高橋康一1 東眞1 中村幸雄1

所属機関: 1杏林大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.944 - P.948

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 子宮頸癌病巣は,CTでは正常頸部間質と癌組織の間にdensityの差がないため,両者を識別することはできないが,MRIではT2強調画像において,前者がlow intensityに,後者がhigh inten—sityに描出されるため,これを識別することが可能である.読影に習熟すると,CT, MRIの子宮外進展評価における精度の差は一般に考えられるほど大きくない.本来であれば,CTとMRIの所見を対比し,詳細に論述すべきところであるが,紙数が限られているため,以下に今後より広く用いられていくであろうMRIを中心に概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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