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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻1号

1998年01月発行

今月の臨床 先天異常をどう診るか

胎児試料からの診断—合併症を減らすには

2.羊水穿刺

著者: 松本雅彦1 渡辺通子2

所属機関: 1大阪市立総合医療センター産科 2大阪市立総合医療センター保健相談室

ページ範囲:P.18 - P.21

文献概要

 羊水穿刺は古くより行われてきた手技であるが,かつては比較的特別な手技とされてきた.しかし現在では,先天異常の出生前診断や異常妊娠の際の胎児管理など応用範囲も広く,産科臨床において欠くべからざる手技となっている(表1).目的は異なっても基本的な手技は同じであるが,ここでは妊娠中期に先天異常の出生前診断の目的で行われる遺伝的羊水穿刺genetic amnio—centesisについて,筆者らの経験をもとに,起こりうる合併症とそれを減らすための留意点を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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