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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻1号

1998年01月発行

文献概要

今月の臨床 先天異常をどう診るか 新生児のマススクリーニングと臨床的対応

2.先天性甲状腺機能低下症・先天性副腎皮質過形成症

著者: 安達昌功1 立花克彦1 諏訪珹三1

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター内分泌代謝科

ページ範囲:P.72 - P.76

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先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)
 クレチン症患児では,胎児期から甲状腺ホルモン産生の低下した状態にあり,放置されると著明な成長および発達の障害をきたす.しかし,新生児期には,不活発・黄疸・便秘などの非特異的な症状しか示さないことが多く,臨床症状からの早期発見は困難である.そこで,RIA法の開発と相まって,1970年代からクレチン症の新生児マススクリーニングが各国で試みられ1),わが国でも1979年10月より公費負担で全国的に実施されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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