icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻10号

1998年10月発行

今月の臨床 羊水

羊水異常の治療

3.羊水補充療法

著者: 川鰭市郎1 岩垣重紀1 玉舎輝彦1

所属機関: 1岐阜大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1288 - P.1291

文献概要

 羊水は体温の維持をはじめ,胎児の子宮内での生育に欠かすことのできないものである.同時に羊水は子宮壁と胎児との間に介在し,臍帯への圧迫を軽減する働きを有している.
 羊水過少症や前期破水など羊水が減少している場合に,わずかな子宮収縮によって臍帯性の徐脈を生じる症例は日常臨床でもよく遭遇するが,このような場合に生理食塩水などを注入することにより,徐脈が改善されるということが近年報告されてきている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら