文献詳細
今月の臨床 羊水
羊水異常の治療
文献概要
羊水は体温の維持をはじめ,胎児の子宮内での生育に欠かすことのできないものである.同時に羊水は子宮壁と胎児との間に介在し,臍帯への圧迫を軽減する働きを有している.
羊水過少症や前期破水など羊水が減少している場合に,わずかな子宮収縮によって臍帯性の徐脈を生じる症例は日常臨床でもよく遭遇するが,このような場合に生理食塩水などを注入することにより,徐脈が改善されるということが近年報告されてきている1).
羊水過少症や前期破水など羊水が減少している場合に,わずかな子宮収縮によって臍帯性の徐脈を生じる症例は日常臨床でもよく遭遇するが,このような場合に生理食塩水などを注入することにより,徐脈が改善されるということが近年報告されてきている1).
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