文献詳細
症例
十二指腸閉塞と長管骨短縮を出生前に認めた21トリソミーの2例
著者: 星原孝幸12 荘田恭仁1 窪田孝明1 宮川孝1 谷口洋三1 荘田朋子1 古木義弘1 神野崇1
所属機関: 1飯塚病院産婦人科 2荒尾市民病院
ページ範囲:P.1327 - P.1329
文献概要
症例1:32歳の3回経妊3回経産婦.近医での妊婦健診で羊水過多が疑われ,妊娠31週で十二指腸閉塞の疑い(double bubble sign),羊水過多,切迫早産の診断で当科へ紹介された.入院とし安静を指示し,子宮収縮抑制剤投与,羊水除去を行った.妊娠33週でのEFWは1,700g,BPDは8.0cm,FLは5.4cm,HLは4.8cmであった.妊娠36週で自然破水し分娩となった.
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