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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻11号

1998年11月発行

文献概要

連載 カラーグラフ 実践的な腹腔鏡下手術・23

種々の癒着に対する剥離操作について:I—腹壁との癒着例から

著者: 伊熊健一郎1 子安保喜1 堀内功1 西尾元宏1

所属機関: 1宝塚市立病院産婦人科

ページ範囲:P.1337 - P.1339

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 腹腔鏡下手術では,①症例の選択,②手技の習熟,③適応の見極めなども非常に大切なことである.また手術操作を進めていくうえで,良好な視野を確保することも重要な点である.そのなかで種々の癒着に対する剥離操作は,避けては通れない大切な内容であり,いかに克服するかが腹腔鏡下手術の可否を決める場合も現実にある.無理や無謀は慎むべきであるが,限界を見極めることとある程度の剥離操作は現実に必要である.
 今回は,腹壁との癒着例から代表的な症例を提示して説明を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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