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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻11号

1998年11月発行

今月の臨床 HRT—ベストテクニック

HRTの効果

2.骨減少症および骨粗鬆症

著者: 牧田和也1 太田博明1 野澤志朗1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1350 - P.1353

文献概要

 ホルモン補充療法(hormone replacement ther—apy:HRT)の骨量に対する効果についてはよく知られており,今日においては骨量減少症や骨粗鬆症に対する薬物療法の一つとして広く一般に行われている.1998年6月に提唱された日本骨代謝学会骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン作成ワーキンググループによる「骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン」1)においても,HRTは閉経後女性における骨粗鬆症を含めた健康管理,QOLの向上に有用である2)とされており,今後もその重要性は変わらないものと思われる.そこで本稿では,骨量減少症・骨粗鬆症の予防・治療におけるHRTの役割について,他剤との比較を含めて論じてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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