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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻12号

1998年12月発行

今月の臨床 内視鏡手術—どこまで進んだか

腹腔鏡下手術

2.子宮摘出術(LAVH,LH)

著者: 武内裕之1 桑原慶紀1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1500 - P.1505

文献概要

 子宮摘出術は婦人科領域で最も頻度の高い術式の一つであり,従来から腹式単純子宮摘出術(total abdominal hysterectomy:TAH)と腟式単純子宮摘出術(total vaginal hysterectomy:TVH)の二つの術式が行われてきた.腹腔鏡下子宮摘出術は1989年Reichら1)により初めて報告され,歴史の浅い術式ではあるが,開腹手術に比べて手術侵襲の小さな腹腔鏡下手術の需要の増大により急速に普及しつつある.腹腔鏡下子宮摘出術は発展途上の術式であり,現在までさまざまな手術器具や手術方法が報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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