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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻2号

1998年02月発行

今月の臨床 腫瘍マーカーは何を語るか

治療戦略への応用

1.卵巣癌の治療計画と効果判定

著者: 矢島正純1 岡村恵子1 武田佳彦1

所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.176 - P.179

文献概要

 卵巣癌はその半数以上がIII〜IV期の進行癌でみつかるため,女性性器癌のなかでは予後の悪い癌のひとつである.シスプラチンを中心とした多剤併用療法により,卵巣癌の予後は改善されたとはいえ依然として進行癌の予後は悪く,頭うちの感がある.本稿ではこのような現状をふまえ,腫瘍マーカーが治療計画を立てるうえで果たしうる役割について述べるとともに,治療効果判定を行う際にマーカーがいかに関与しうるかを述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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