文献詳細
今月の臨床 経腟超音波を使いこなす
産科での活用
2.妊娠週数の診断
著者: 岩本好吉1 高橋弘幸2 長田直樹2 原田省2 石原幸一3 皆川幸久2
所属機関: 1岩本医院 2鳥取大学医学部産科婦人科 3山口赤十字病院産婦人科
ページ範囲:P.404 - P.410
文献概要
・胎児の発育は胎齢依存性であり,胎齢の指標としての妊娠週数が胎児の発育や成熟度の評価の根拠となっているため,従来から母児管理のスケジュールは妊娠週数を基準にして決められてきた.
・妊娠週数を診断する方法としてかつては最終月経が最も多く用いられ,他に基礎体温記録や,これらの情報が得られない場合に不確実であるが「つわり」の出現時期や胎動初覚日などが妊娠週数診断の指標として用いられてきた.
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