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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻4号

1998年04月発行

今月の臨床 経腟超音波を使いこなす

産科での活用

8.妊娠初期の合併症診断

著者: 増崎英明1

所属機関: 1長崎大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.450 - P.457

文献概要

 経腟超音波断層法は高い周波数の超音波を用いるため,分解能が高く細かな観察が可能である.また従来,比較的観察の困難であった子宮後方や付属器領域の観察に優れている.
 ここでは,妊娠初期における子宮奇形,子宮筋腫あるいは卵巣腫瘤などの合併例について,主に経腟超音波断層法を使用した診断や管理法について述べる1).卵巣腫瘤については,その多くが新生物(腫瘍)ではなく貯留嚢胞なので,卵巣嚢胞と卵巣腫瘍に分けて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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