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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻4号

1998年04月発行

文献概要

今月の臨床 経腟超音波を使いこなす 産科での活用

15.臍帯下垂の診断

著者: 竹田善治1 坂井昌人1 岡井崇1

所属機関: 1総合母子保健センター愛育病院産婦人科

ページ範囲:P.507 - P.510

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この疾患の特徴
・臍帯下垂とは,破水前に先進胎児部分の側方または下方に卵膜を隔てて臍帯を透見ないし触知するものをいう.最近では臍帯が胎児部分より先進している状態を超音波断層法で診断することが多い(図1〜5).
・臍帯下垂は頻度は低いものの,気づかれずに過ごされた場合,児の予後はきわめて不良である.そのため分娩前に発見することが重要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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