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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻4号

1998年04月発行

今月の臨床 経腟超音波を使いこなす

婦人科腫瘍の鑑別診断

13.卵管癌

著者: 小林浩一1 木下勝之1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科

ページ範囲:P.622 - P.624

文献概要

この疾患の特徴
・原発性卵管癌は,比較的まれで,全婦人科悪性腫瘍の0.18〜1.6%の出現頻度といわれている.最近10年で,東京大学では5例,埼玉医科大学総合医療センターでは1例の原発性卵管癌を経験している.卵管癌は進行した状態で発見されることが多く,原発性か続発性かを判定することが困難なことがある.
・原発性卵管癌の判定基準は,肉眼的所見と組織学的所見とに分けて,表1に示すものが用いられている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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