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今月の臨床 早産対策—いま臨床医ができること 早産をどう理解するか
3.早産治療のストラテジー—preterm PROMの予防は可能か
著者: 佐川正1 古田伊都子1 藤本征一郎1
所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.668 - P.673
文献購入ページに移動このようにpreterm PROM症例では,破水した妊娠週数が早いほど待機的かつintensiveな治療が行われる.しかし,妊娠28週未満の破水例では絨毛羊膜炎(CAM)と陣痛抑制困難がterminationの理由として最も多く(表1),この時期のpreterm PROMの管理の難しさを表している.
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