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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻5号

1998年05月発行

今月の臨床 早産対策—いま臨床医ができること

外来での対策—私はこうしている

3.炎症マーカーの利用・1

著者: 月森清巳1 中野仁雄1

所属機関: 1九州大学医学部婦人科学産科学

ページ範囲:P.688 - P.690

文献概要

 早産を予防するためには,切迫早産の早期発見が重要である.
 これには妊娠中に切迫早産を考慮した問診や診察を行い,下腹部緊満感や下腹部痛の出現や増加,あるいは性器出血や帯下の量が増加するなどの訴えがあれば,必ず胎児心拍陣痛図を用いた子宮収縮頻度の確認,内診による子宮頸管の状態の確認,および超音波断層法による内子宮口の状態を観察し,切迫早産といえるかどうかを判定することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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