icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻5号

1998年05月発行

文献概要

今月の臨床 早産対策—いま臨床医ができること 病棟での対策—私はこうしている

2.前期破水症例の管理・2

著者: 友田昭二1

所属機関: 1大阪市立大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.718 - P.719

文献購入ページに移動
 昔から子宮は“最良の保育器”とよばれているが,いったんPROM(前期破水)に伴い細菌が羊膜腔内に侵入すれば“最適な細菌培地”となり早期娩出が望まれる.早産PROMにおいては胎児感染の有無が新生児予後に大きく影響するため,胎児感染の診断が重要になる.PROMの診断,感染の予防・診断に関しては他の執筆者にまかせ,筆者は分娩時期決定に際し児の予後の面から根本的な見直しを行うとともに,将来の展望についても言及したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?