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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻5号

1998年05月発行

連載 病院めぐり

熊本市立熊本市民病院

著者: 石松順嗣1

所属機関: 1熊本市立熊本市民病院

ページ範囲:P.757 - P.757

文献概要

 熊本市立熊本市民病院は昭和21年2月1日に開設され,熊本市の東部に位置し,病院の南西には阿蘇山からの伏流水による江津湖が展望できる.現在の全病床数は一般病床数540床,伝染病床数40床の580床で,医師数が職員77名,専修医20名,研修医11名の総合病院である.厚生省の臨床研修指定病院と日本産婦人科学会認定医制度卒後研修指導施設と母体保護法指定医研修機関に指定されている.友好都市であるハイデルベルグ市と姉妹都市であるサンアントニオ市との国際交流が盛んで,ハイデルベルグ大学とは1年に数名の医師,看護婦,技師が相互研修を行っている.
 産婦人科に関しては医師は研修医1名を含む6名である.勤務は今だに土曜日も診療を行っている.月曜日から金曜日までは外来担当が4名,病棟担当2名で行っているが,病棟担当者が病棟の処置が終わり次第,外来診察を手伝い,午後1時頃にようやく外来診療が終了する.手術日は火,水,木曜日の午後の3日間である.金曜日の午後は新生児科との症例検討会,病棟回診,入院患者診察,検討会を行う.土曜日の勤務は原則として2名で行うことにしているが,他に2名ほどが自主出勤しているのが現状である.当直は産婦人科当直があり,6日に1回は当直があり大変である.研修医は他に研修医当直(全館)を月に1〜2回行うためさらに大変である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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