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今月の臨床 卵管性不妊症への対応 外科的治療
4.卵管性不妊症に対する腹腔鏡下レーザー手術
著者: 森田峰人1 矢野義明1 久保春海1
所属機関: 1東邦大学医学部第1産科婦人科
ページ範囲:P.838 - P.842
文献購入ページに移動一般的に不妊症の原因として卵管因子の占める頻度は,他の因子と比較して最も多く,近年の性行為感染症,骨盤内感染症などの増加にともない,卵管因子の頻度は年々増加傾向にある.一方,腹腔鏡周辺機器の発達にともない,腹腔鏡下手術の適応範囲が広がり,現在では不妊症患者における卵管形成術もその適応と考えられるようになってきた.本稿では,筆者らの行っている卵管性不妊症に対する腹腔鏡下レーザー手術について解説し,合わせてその症例と成績を紹介する.
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