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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻7号

1998年07月発行

今月の臨床 難治性細菌感染症

感染症難治化の要因

3.免疫能と難治性感染症

著者: 内山竹彦1

所属機関: 1東京女子医科大学微生物学免疫学教室・中検感染対策科

ページ範囲:P.908 - P.912

文献概要

 生体の免疫システムは,いつ侵入してくるかも知れない数多くの病原微生物に対応すべく,ばくだいな種類と数の抗原レセプターをあらかじめ準備している.感染症の抵抗性獲得に免疫システムが重要な役割を演じていることは,AIDSにおいてCD4T細胞の減少と難治性感染症の発症が強く関連していることからも明らかである1).10年前から免疫学や感染症の分野に登場してきたスーパー抗原も,産婦人科・新生児科領域の感染症の発症機序に大きくかかわりをもっている2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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