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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻7号

1998年07月発行

今月の臨床 難治性細菌感染症

産科の難治性感染症

4.産褥熱・深部静脈炎

著者: 長阪恒樹1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.947 - P.949

文献概要

 産褥熱とは分娩終了後の24時間以降,産褥10日間以内に,2日間以上,38℃以上の発熱を示すものと定義されている.昔は産褥期感染症の鑑別診断や治療が困難で,しかも死亡率が高かったため産褥熱と一括して表現し恐れられていた.最近では呼吸器系,尿路系,乳房などの感染症はそれぞれ独立疾患として扱われており,産褥熱といえば子宮を中心とする産褥期骨盤内感染症を指すようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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