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症例
新しい化学療法の組み合わせが奏効した子宮平滑筋肉腫転移症例の一例
著者: 奥田知宏1 折野奈緒子1 木村順治1 田原義孝2 小柴寿人3 木下由之4 野口敏史5
所属機関: 1国立舞鶴病院産婦人科 2国立舞鶴病院研究検査科 3福井愛育病院産婦人科 4京都府立医科大学産婦人科 5社会保険京都病院産婦人科
ページ範囲:P.1107 - P.1111
文献購入ページに移動1997(平成9年)6月ころから右顔面神経麻痺が出現し,生検の結果3×4(cm)大の子宮平滑筋肉腫の右側頭骨転移と診断された.DTIC(ダカルバジン®)とADM(ドキソルビシン)の併用投与を4クール行ったところ,転移巣の壊死と著明な改善が認められた.
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